Work flow

《 ヒアリングから竣工までの流れ 

〈ご相談・ヒアリング〉

家づくりのプロセスで最も重要なのが、建て主と設計士がイメージを共有することです。
新しい家に求めるものや理想の暮らし方、趣味や休日の過ごし方など、様々なお話をうかがいながら、互いの理解を深めます。
また、仕事の流れ・設計に掛かる費用・設計や工事の期間など分からないことが色々あるかと思いますので、
出来る限り詳しくご説明させて頂きます。
まずは、どんな内容でもお気軽にご相談下さい。

〈敷地調査〉

まずは、現在の敷地の状態や周囲の環境を調査します。
敷地には法律によって様々なルールが設けられていますので、ご希望の建物を作るための関連法規・規制を調べます。
また敷地測量・地盤調査などの手配も、弊社がお手伝いをさせて頂きます。

〈ファーストプレゼン〉

要望される条件で、建物イメージが分かる図面などの資料を作成し、ご提案させて頂きます。
(検討及び資料作成期間・・・ヒアリングから約1ヶ月要します。)

ファーストプレゼンまでは、無料ですが、次回の提案からは、費用がかかります。(5万円(消費税別))
ただし、設計監理契約に 至った場合は不要です。
費用のご理解をいただけましたら、変更のご要望をお伺いし、家のイメージを作りあげていきます。

〈設計監理業務委託契約〉

お施主様のイメージを双方で確認しあえた上で、設計・工事監理契約を締結させていただきます。
この契約を結ぶことで、弊社が家の設計を行うとともに、建て主に代わって確認申請をし、工事内容や工事費用が
適切であるか確認・調整する仕事も引き受けます。

<基本設計>

契約を結んだ後は、より詳細なヒアリングを行い、基本となる図面や模型、CGを作成していきます。
それらの検討作業と並行して構造や設備の設計も進めていきます。
こうした検討をもとにして、基本設計図面を作成し、その図面をもとにして概算工事費を算定します。
もしここで予算との大きなズレがあった場合には、設計内容の見直しをして最終的な設計の方向を決定します。

〈実施設計〉

設計の方向性が定まった後は、実際の建物を建設するための設計図書を作成します。
設計図書とは、建築・構造・電気・設備など建物を建てるためのすべての内容を図面化したものです。
この段階で、 仕上の材料や、収納の大きさ、水廻りの使い勝手、照明の種類、衛生陶器、コンセントや
スイッチの位置などを、何度かに分けて話し合いながら、細かい部分の設計を進めていきます。

〈確認申請〉

民間指定確認検査機関に、建築確認申請図書を提出します。
建物規模や構造により申請期間・審査費用が異なります。

〈本見積〉

作成した設計図書をもとに信頼できる施工業者へ見積作成依頼を行います。
お客様がご希望する施工業者が特にない場合、数社に見積を依頼し、
金額・期間・図面の理解度などを総合的に判断し、お客様へ業者選定のためのアドバイスをさせて頂きます。
施工業者から提出された見積額がお客様のご予算にそぐわない場合、設計変更や各種調整を行います。

〈工事請負契約〉

施工業者が決定した後、工事請負契約をお客様と施工会社の間で結んで頂きます。
工事費の支払い時期は一般的には通常、着工時・上棟時・竣工時と分かれます。
詳しくは契約前に支払い条件を決めます。

<工事監理>

ここから建物が完成するまで工事期間で、設計者が工事の監理をするというプロセスが品質確保のうえで
とても大切で、ハウスメーカー等の自社だけで[設計+施工]をする建物と明確に異なる点です。
工事監理は、設計図書通りに実際の工事がなされているか検査・確認し、必要 に応じて助言と指導を
行う仕事となりますが、そのために2週に1~2回程度の現場定例を行います。
また、1ヶ月に1回、お施主様にも同席してもらい、現地で総合定例を行います。
ここでも出来るだけ情報を共有することに努めます。

〈外構工事〉

建物外部の工事は、基本的に建物工事が終わる頃に開始します。
駐車場の床仕上げや庭の植栽の選定、施工などがあります。

〈竣工検査〉

ほぼ完成に近づいてきた時点で、民間確認検査機関の完了検査があります。
その後、建て主と設計事務所と施工業者とで、竣工検査を行います。

〈引渡し〉

全ての工事・検査が終わりましたら、ようやくお客様に引き渡しです。
カギの受け渡し・設備機器の取り扱い・保証期間など、建物をお使い頂くために必要なご説明をさせて頂きます。
また、建物の完成写真の撮影なども、この時期に行います。

〈アフターフォロー 〉

建物が完成し、お引き渡し後1年を目処に経年検査を行い、不具合がないか確認をします。
この経年検査に関わらず、お気づきの点などございましたら、竣工後いつでもお気軽にご相談下さい。